≪鋼鉄のガールフレンド2nd 漫画感想≫

つい読んでみました。<ネタバレ>

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超 恥 ず か し い

話も絵も、直視できない恥ずかしさ。
一言で言うなら、青春★恋しちゃってル私たち。

それがこの漫画版の売りなんだろうけど。
話は原作のゲームに沿った内容で、漫画の方がずっとよくできているそうです。私はゲームプレイしてないのでよくわかりません。

関係図:
カヲルVSレイ→シンジvアスカ←ケンスケ  トウジvヒカリ

あらすじ:
   最終回の学園エヴァをそのまま展開していったら…という世界設定で、レイはパイロットとして研究所育ちなだけの、普通の人間の女の子です。カヲルはシンジの幼馴染で、トウジケンスケと男子4人で友だちしてます。
EVAと使徒も全然違う形で登場して、カヲルレイシンジアスカトウジケンスケの6人がパイロットになりますが、使徒との戦いで世界を守るとか、そんなのどうでもいいんです。重要なのは、自分たちの恋だけという話です。
最後は、カヲル消失(これはレイだけが知っている)で、カヲルの記憶は抹消。5人が別々の国に派遣されて終わります。でも大人になって平和に再会。(1〜4巻)

   カヲルは実は、ゲンドウとユイの中学時代の同級生でもあって…という話が第2部として5巻に描かれます。この話が第1部よりずっとまともでよかった。まだエヴァっぽいと思いました。

最終6巻は、4巻のその後〜
   ミサトと加持 リツコとレイ トウジvヒカリ シンジvアスカ
のそれぞれ一話完結の話です。とりあえずレイとトウジは数年後にEVAに乗れなくなって、任務からはずされることがわかります。

感想:
   アスカ怒りすぎ。シンジにかまいすぎ。同性に嫌われるキャラになってる。
加持さん←アスカ(←シンジ)の設定を入れて欲しかった。
キャラ同士の呼称がアニメと違う設定なので、その違和感が強い。
男友だちの中でのカヲルの浮きっぷりにはらはらした。
   シンジへの態度で悩むアスカに、冷静に且つ茶化して指摘を入れてあげるカヲルの、2人のペアが気に入った。カヲルはシンジの事を親友として大好きなので、シンジvアスカをわかっていながらも、アスカに軽いライバル心がある。それでいてアスカも嫌いになれないみたいな。そんな2人。
   レイがほんとに普通の人間なので、カヲルとの特殊接点がなくなったのが残念。かなりカヲルVSレイのシーンはあるんだけど、なにしろレイは普通の人間なので、彼女にとってカヲルはただの要注意人物止まりに…

   正直、ケンスケ→アスカと聞くと、誰にでもケンスケに対して哀れみの気持ちが湧き上がることは仕方ないことと思われます。でも!第1部で一番まともだったのは、ケンスケ→アスカの態度だったと私は思う。どっちにしろ彼は、ほんっとに救われない。でも。アスカは1巻の最初からずっとシンジらぶらぶなのが目に見えてるのに、それでもアスカに対して真剣に正直に向かったんですよ、彼は。エヴァ全編を通して、これがケンスケの一番の見せ場だと断言できます。

   とりあえず、LASとLHT大好きな人には、手放しでお勧めな漫画になるのかな?私はアスカエンドなのは満足だったけど、そこまでLAS人なわけじゃないしな…。アスカが沢山見れて、アスカハッピーエンドだったのが良かった、くらいです。

LHTに何も感じないので、個人的にはトウジが一番恥ずかしかったです。シスコンじゃないトウジなんて……(TT)という感想。

一番好きなのは、6巻のミサトと加持の話でした。
漫画の作者はアスカ好きっぽいです。

   『シンジ育成計画』漫画版は、だんだん腹が立ってきたのと、LRSっぽいので今は読んでません。勿論、万が一LASエンドになったら読むよ。

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