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□ 延長戦と色々 □

〜最終回猛毒入り感想。 ご注意ください〜
(↓偉そうな口調が自分でも不愉快。)

    最終回あたりはあまり真面目に立ち読み出来なくて、(小夏の存在も知らなかったし、) なんかまた長いシリーズが始まったなぁ…と思っていたらいきなり、 「次回、最終回!」 …「えええぇぇぇぇぇ〜〜!!???」 (うる星も超えちゃったし、そろそろかなぁ…と思ってたら、ついに!? っていうか、こんなんで!?)   忘れもしない、高1の冬。当時私は寮生活をしていた為、 発売前日に通学生の友人に頼んで、最終回は当日朝一で買ってきてもらった。
・・・・・
私、実はかなり早い内から(うる星最終回読んでから)、らんま最終回予想、してたんだよね。 はっきりした決着は付けずに、(アニメなどの続編が出せるように) いつも通りで終わってしまうんだろうなって。
・・・予想、裏切ってほしかったです。
最後のページなんて、うる星だぶりすぎじゃないですか!! (扉絵はまだ仕方ないとしても。 …東風先生どこTT)

第一感想 → 「・・・また(この終わり方)??

「涙涙の感動の最終回」(〜イラスト集)の方を見たかったですよ!

あかねが死ぬか云々のとこだって、まず、 今の雰囲気の『らんま』で登場人物、しかもヒロインが死ぬはずない。 って、判りきってるので、危機感も蘇生後の感動もとても薄かったです。 (初期雰囲気で続いてたら、それもありかもしれませんが。)

せめてその後の祝言で、いつも通りどたばたしてても 2人の決着だけはつけてくれていたのなら、 随分受け取り方も変わっただろうけど、
    ………………
あかね (ポッと頬を染めながら)
「だって… 乱馬、私のこと好きなんでしょ?」
乱馬
「へっ? …なにそれ?」

・・・この場面で、その答えはないだろー!!  私の中では、「乱馬くんサイテー発言ワースト3」に入ります。 (ワースト1くらいな勢い。)  こんな風に返されたら、あかねの方はめちゃめちゃショックですよー!  この台詞を言えるようにまで成長したあかねに比べて、 乱馬・・・情けないと思わんのかーっ! (母まどかさんの日本刀を振りかざし。)  2度も流した涙の分の素直さ位は見せてほしかったです。 笑うとかわいいよ。なーんてことをさらっと言ってのけた、 あの頃に泣けてきます。  あの君は、どこへ行ってしまったんだい…? (「スカートは はかねーぞっ」と言っていた女らんまと共に消えた模様。)
全体的に、2人の関係がもう一歩何か足りないまま 終わってしまったのが残念。特に乱馬サイドから。

思い返してみると、原作の乱馬→あかねへの態度って、 あかね→乱馬に比べると、ほんっとなさけなくて、 そのくせ悪口だけはつきないし、優柔不断だし。 (奥手キャラでいくにも、限度ってものがあるのですよ。)  ああ。いつの間にか、主人公バッシングに。  書いてて、あかねがかわいそうになってきました。

    (…ちょっと落ち着いて。)
いや、でもね。
なんだかんだ言っても、らんまを見捨てたりなんかできないのですよ。 なんかもう、常にあるもの、という存在だったから、 終わってしまった後の喪失感は大きかったです。 …もう、サンデーで新しい『らんま』の話は見れないんだ… …もう、新しい巻が出ることもないんだ… なんて。  当時の日記もどきに、なんか色々書いたのを思い出しました。 メモリアルも5回くらい買ってしまいましたよ。(でも5回。) あかね特集がとても良くて、満足でした。(どつきとか、ファッションとか。)  最終2巻は、ちゃんと買いました。

サンデー誌上での最終回のサブタイトル「乱馬とあかね」が、 単行本では「らんまとあかね」になってたんだけど、なんでだろう。 漢字の方が良いのにー。(声を大にして。)

るーみっくの章


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