『ロミオの青い空』の原作…。
アニメは観てないので調べたら、オリジナル設定が多々あったものの、
この人身売買の酷い待遇というのはそのままだったようで…
今、上の説明を書いていて、
よくこれを子供向けTVアニメにできたなぁ…と、新たな驚き。
ものすごい酷い話なんですよ。(涙)
親方一家の主人公への仕打ちとか、心の腐りようとか、
アルフレドのあまりに薄幸で短い生涯とか…
彼は、妹との将来を思うと無念でならなかったと思うのですよ。
アニメ設定見たら、原作のアルフレドが可哀相で可哀相で泣けてきました。
(薄幸程度に大差ないんですが、それでもまだアニメの方が…。)
最後は一応ハッピーエンドなんですが…
(一刻も早く実家に無事を知らせる手紙でも送るべきだろう。
安寧に暮らしながら9年も音沙汰ないなんて、
家族の事を思うとそれはそれでひどいと思う。
そして、アニタ…。アニタ→ジョルジュの気持ちを思うと…かわいそうです…。
ロレンツォvビアンカなら丸く収まったのにー。)
本の分厚さを全然感じないで、すらすらと読めました。
こんな境遇の中で、それでも生きて、そして死んでいった
多くの子供達の存在を広く知ってもらうために、この本をすすめます。
ちなみに、原作の主人公の名前は、「ジョルジュ」です。
「ロミオ」ってのはどこから来たのやら。 「ジョルジュの青い空」でも別にいいのになぁ。
アニメを観る機会は今のところありませんが、観たらはまることは覚悟しているつもり。