めぞんかたり

* ? PIYOPIYO ? *
   私の長年の謎……PIYOPIYO。 私が小中学生の時に このキャラクターがグッズ展開されていた記憶があります。製作元と最近の販売状況は判りません。私がそのキャラを知ったのはめぞんを知る前(といっても、連載は疾うに終了後)だったのですが、中学生の時にめぞんを読んで、響子さん=PIYOPIYOエプロンというイメージが強く浸透していることを知った時に思ったことが、「グッズになっているあのひよこキャラの原案者は留美子先生だったのか!?」という疑問でした。画像のひよこは正面を向いていますが、二つはデザイン的に類似といっていいものですよね。エプロンのPIYOPIYOと、キャラクターのPIYOPIYO、どちらが先に出たものなのか、また二つに関連はあるのかなど、わかる方がいましたら是非情報お願いします…。
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・情報提供ありがとうございました!
   シンガポールの会社が商品展開していたキャラクターだということがわかりました→公式サイト。会社設立:1988年。PIYOPIYO発売:1991年。めぞんは連載、アニメ含めて1980〜1988年でしたので、先に出ていたのはエプロンのPIYOPIYOだったということになります。わざわざ日本式ローマ字で「PIYOPIYO」としたこと、ひよこのキャラクターを使ったこと。特に前者の点で、このキャラクターの原案者はめぞんファンである可能性が少なからずあると思いました。
Special Thanks→服部さん

*登場人物身長*
五代君 173、四谷さん 182、三鷹さん 180
管理人 160、朱美さん 167、八神さん 151、明日菜さん 149
だそうです。


*好きどころ*
   とても面白いし、全体的にしっかりまとまった素晴らしい作品だと思います。一番好きな話は「一刻館の昼と夜」です。仮装どんちゃん。 五代君v響子さんが『めぞん』の話なわけですが、個人的好きポイントは、別にあるわけでして。
『めぞん』というのは単に「五代君v響子さん」ではなく、「五代君→響子さんv惣一郎さん」⇒「五代君v(響子さん惣一郎さん)」という作品なのだと思います。最後に五代君が[響子さん(+惣一郎さん)]をひっくるめてるのがちゃんと「響子さんv惣一郎さん」を尊重していて、しかもそれが作品の大前提になっているのがはっきり明記された感じで、満足ポイントです。

・響子v惣一郎さん ・五代君vこずえちゃん
という、原作から曲がったファンです。
苦手な方はブラウザバック←   理解のある方はどうぞ↓

   五代君に感情移入して読むと、自分が好きな人が、嫉妬してくれているという所がかわいいと思ってしまえるんでしょうか。私は管理人さんを好きになれなかったので、彼女を好きな五代君にも感情移入して読めませんでした。時々五代君が文句を言ったり、朱美さんからびしばし出たりと、管理人さんが実はいやな女であるということをはっきりと、登場人物の口から言ってくれてるのが良いです。
   でも私、「惣一郎さんを好きな」響子さんはとても好きなんです。純粋に恋してる気持ち…成就した初恋が今もそのまま続いているような…がそのまま表れていて。 というわけで、初期が好きです。〜惣一郎さんの日記まで。アルコール・ラブコール以降は管理人さんが五代君を意識してしまうので、やっぱりそれまでの初期中の初期が好き。(短い……;) あの頃の、線が太くてごちゃごちゃした絵も好きなんです。もっと意識しないままで話を描いて欲しかったわ。ダメな弟止まりで。(それでは話が進みませんが。) 初期に時々出てきた、「響子さん⇒惣一郎さん」の描写がねー。良いんですよー。亡くなっ(て当時はまだ半年だっ)たけど、気持ちは変わっていないのね。ということがわかって安心できるのです。「影を背負いて」で、こずえちゃんの「今でもだんなさまを愛してるんですねえ」に、「はい。」と即断言しちゃうところに愛。高校時代の教師と生徒という、音無先生←千草響子 がほほえましくて初恋してる感じが伝わってきて…。約10歳差をものともせず、しかも、高校卒業後に結婚ですよ!(挙式は響子さんの成人まで待ちますが。)ロマンチックじゃないですか〜。ていうか亡くなって欲しくなかったです。そのまま幸せ〜な家庭を築いて欲しかったです。……でもそれが、亡くなってしまったというのがこの話なわけでして。

響子さんv惣一郎さんシーンのリスト
(まだ全巻揃えていないため、未完)
惣一郎さんっ!!
(暁に鐘は鳴る)
春遠からじ!?
春のワサビ
惣一郎の影
アルコール・ラブコール
三鷹、五代!!
メモリアル・クッキング
影を背負いて
響子と惣一郎
私は負けない!!
ふり向いた惣一郎
配達された一枚の葉書
(梅酒婆あ)

   こずえちゃんが好きです。
あのけなげさ!!純真なかわいさ。 そして、別れ際
さわやかな笑顔で去っていく彼女……(涙) このシーンは忘れられません。  こずえちゃんが可哀想で、それなのに何も知らずになんて良い子でかわいくて、最後の別れのシーンはすごいトラウマです。 私は中学生の時に『めぞん』を読破したのですが、このこずえちゃんのことを思うと今だに胸が締め付けられます。)
そして、五代君の「もし響子さんがいなかったら…、きっと きみのこと一番好きになれただろうな…」というのが、こずえちゃんにとって切なすぎる…。というか、その通りであってほしかったですよ、私は。(セーターの一連の話は、読み進めるのが本当につらかったです。)
  五代君vこずえちゃん、三鷹さんv響子さん だったら上手くまとまってよかったのになぁ〜なんて言ってみてしまう私。美男美女カップル素敵。(だって、三鷹さんかわいそすぎる………(涙) 惣一郎さんの事に深く踏み込め(ま)なかったのが、敗因の一つではありますが。 ……酒で人生をフイにするな、という教訓話なんでしょうか、あれは。


最後に一言。
三鷹さんの手料理が食べたい。
みんなが美味しいと言っているんですよ!どんなに美味しいのか食べてみたいじゃないですか。料理できる男の人良いよ。

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めぞん一刻(C)高橋留美子/小学館