犬桔スペシャル感想
・愛がほとばしってます・

○第147・148話 「めぐり逢う前の運命恋歌」○

つ、ついに犬v桔スペシャルを観ました!よ!

感想⇒「桔梗さま〜…、な、なんとお美しい…vvvv」

一番印象に残ったのは、「愛しい」です。

   作画もきれいで、いろいろな事が判って、なんて良い話なんだと思いました。 桔梗が可哀想で見ていられない話なのかと、長いこと鑑賞を躊躇していたのですが、精神安定的鑑賞方法として「明日の約束をするシーン」までを観ればいいので安心でした!よかったよかった〜 もちろん、「蜘蛛やそのあと」はなかったことに。(初めは最後まで通して観たけど、もうそのシーンから先は二度と観ない姿勢。)

○最後の台詞○
   あ、でも、犬夜叉の最後の台詞が「桔梗…こんなことになっても、やっぱりおれはおまえのことを…」だったのがもうすごく嬉しい!犬夜叉⇒桔梗ですよ!こんなことになっても、犬夜叉は最後まで桔梗が好きで、桔梗との想い出と桔梗への愛を想いながら、封印の眠りについたわけですよ!じーん…v (それとは反対に、桔梗は犬夜叉への裏切られた憎しみを抱いたまま死んでしまったということなんですね……?(TT) もしこれが、愛だけを抱いたまま復活してたら…どうなったんでしょうか。)

○夕焼けの桟橋○
   「紅葉の桟橋のシーン」と覚えていたのですが、あれは紅葉の季節ではなく、ただの夕焼けだったのですね。 ああ〜!もう、あの抱擁シーンはたまらんです。愛です、愛!思いがけず見つめ合ってしまって…ぎゅ!ですよ!ぎゅ!(しかも二段階!)見つめ合ってる時、犬夜叉の表情に対して、桔梗の表情がどこかきょとんとした感じなのもいい。その直後に、犬夜叉の方から!なわけですよ。
   プロポーズを最後まで聞きたかったよ!(ノノ)

○前からの疑問○
   桔梗は珠を託される前からずっと、霊力ある立派な巫女として生きていたのに、珠がなくなればただの女になる…って、え…巫女やめちゃっていいの…?今までのように、妖怪に困ってる人々のことはどうするの?珠がなくなれば悪い妖怪も一掃されて平和になるの?そうだったらいいけど、巫女姿が見れなくなるのは惜しいジレンマ。そこのところはっきりしてもらわないと、思い描く桔梗の姿があやふやになってしまうのです。
   いやまて、確かかごめが珠を持ってやって来る前も、珠がないその世界では普通に妖怪がいて楓たちが退治してるそぶりだったよな。そもそも悪い妖怪いなくなったら、珊瑚の村の退治屋はとっくに廃業だよな……。てことは、珠がなくなっても、悪い妖怪は依然としているわけで。…桔梗が巫女をやめたらまずくないですか?? 彼女が完全な一般女性になるのは、珠の有無に関わらず無理なんじゃないですか?? ちょっとどうなのそこらへん。(犬桔設定の前提の1つが…。あれー…TT)

○言霊の念珠○
   「言霊は、"愛しい"がよいかもな」……って、
…き、桔梗さま〜〜!!! どこからそんなロマンティックな発想が出て来るんですかー!?? vvvvvv もう、びっくり!すごいです。惚れました。ずっきゅん来ました。「おすわり」とは大違いだよ!(問題発言) 鎮めの言葉が「愛しい」ですよ?「いとしい」!(vはゎぁぁ〜v) (想像…→桔梗が「愛しい」と言えば、犬夜叉は鎮まるんですよ!?) 結局、桔梗は犬夜叉を念珠で縛ろうとしなかったんですね。けれど今の犬夜叉は、(桔梗が作った、でも彼女以外の思惑によって)縛られてるわけで… と思うと…
   念珠を作る時に、「恋をしたら非業の死を遂げる」という呪いを思い出して、でも「今さら非業の死など恐れるものか」と言っているということは、桔梗はもうこの時点で犬夜叉に恋をしている自分を自覚しているわけですね。し、しかも、非業の死を覚悟の上で恋しているという解釈でいいんですか? 命がけの恋ですか!?
ぁぁぁぁ…TT…… …… ……

…その上で… ……あの言霊を…… …………TT
……あの時も…… その時も……
と思うと、桔梗への愛しさが倍増。むしろこっちが「愛しい」です、桔梗さま(涙)
(でも、まさかあんな裏切りという形でとは思ってなかったのでしょうね………。 ということで、本当の元凶は蜘蛛だけでなく、呪いをかけた椿もだった!という結論でよいでしょうか。)
犬夜叉もこれくらい恋心を表現しやがれです。

○二人の対決○
   「決着をつけてやるぜ」と言いながら、一瞬で負けている犬夜叉…… 手も足も出ず(笑) 圧倒的に桔梗が強いんですね〜。結婚後の二人の力関係が、そのまま見えるようです^^ その対決後の、みそぎの始まり=恋の始まりということでとらえていいんでしょうかね。 でも当の相手が覗いてるし…(笑) 不届き者め^^
   これ以降、犬夜叉は負けを認めた感じで、桔梗に対する敵対感情が失せています。それでも桔梗のそばに、いつもついている犬夜叉。最初は、四魂の玉の行方(隙あらばうばってやろう、もし他の妖怪に取られた場合)が気になるだけだと、ごまかしていたことでしょう。自分の名誉挽回の機会をうかがっていたとも考えられます。(自分の方が弱くても、もしもの時には彼女を守りたいという思い。) そして純粋な彼女への興味。 でも次第に、素直に桔梗への恋心を認めていたと思います。なにより、一目惚れした彼女(↓参照)は美しい人間でありながら、危険な修羅の道を一人歩んでいる巫女だったのですから。そりゃあもう心配するしかないですよね。気になって目が離せませんよね><
(でも、なんで見舞いに気付かないのさ… ツメがあまいよ犬…。やきもち妬いてみろ!(ノノ)

○人間での出会い○
   犬夜叉が桔梗を初めて見たのが、朔の日だったのも良いと思いました。この先で叶わなかった「人間・犬夜叉」と桔梗の2ショットが見れるんですよ…!(桔梗は倒れちゃったけど。)本来ならば、これが日常で見られたはずだったのに……TT 倒れてる桔梗は、あんなに傷ついているというのに、なんてお美しい…。犬がまず、彼女の顔に一目惚れしたのは間違いないですね。(無自覚にしろ。)
   「初めて出会った晩になぜ殺さなかったのか」という問いに、「寝首をかくようなまねはしない」とか答えてますが。本当は犬夜叉はこの時、まだ四魂の玉の事を知らなかったので彼女に対して敵対心がなく、殺しようがありませんでした。むやみに殺生はしない犬。
   (もし、あの場にすぐ桔梗の探索が来なかったら…という妄想発生。→犬夜叉が彼女を見捨てるわけないので、「ちっ」とか思いながらも、桔梗を抱えて雨のしのげるところに移動して、焚き火など焚きながら一晩介抱…ということでいいですか。お互いまだ名も知らぬまま… しかも、人間同士v)

○犬夜叉○
   犬夜叉は、日々、妖力の半端な半妖とののしられ、身の危険を感じて生きていたんですね。だから自分が生きる残るために、より強い力を欲していた。それは彼なりに切実な願いだった。そして四魂の玉に目をつけた。これさえ手に入れば、自分は完全な妖怪になり、強くなれる。妖怪の世界で安全な居場所を見つけられる。
   …そんな彼が、自分が生きるために力を必要とした彼が、桔梗と一緒なら「無力な」人間になってもいいと思うようになったんですよ。これって、ものすごいことですよね。生き方・価値観の180°の変化。 自分のために力を欲しながら生きていた彼が、桔梗の幸せを願い、彼女のために力を捨てて人間になると決意したんですよ…!

愛…!  無償のですよ、愛!!!  うわーTT
   自分の名前を聞いてくれたのも、自分のことを名前で呼んでくれたのも、桔梗が本当に久しぶりの人だったんだろうなあ……TT*

○姉妹○
   桔梗と楓の、妖怪退治はすれども幸せな姉妹関係に癒されます。まっすぐにお姉さまを慕う楓が、とても良い子です。ちゃんと巫女修行も、弓の練習も頑張ってるし!人間になった犬夜叉と3人家族になっても、3人は仲良くやっていけるよv(←私の思い描く、犬v桔梗の究極幸せな構図はこれなのです。)
   (奈落の存在はなかったことになっているので、楓が失明することもなく。1話読んだ時は、犬の襲撃によるものかと思t
これによって桔梗が、自分の霊力の衰えが周囲に及ぼす危険性を身に受け、深く深く責任を感じた事は想像に難くありません。そして、犬夜叉に話をもちかけたのです……)

○まとめ○
   …時間をさかのぼった文章になってしまいましたが、加筆してたらうまくつながりましたね? 途中のアイキャッチ以外、こうして「明日の約束」までの1年間は、本当に犬v桔梗ずくしずくしで大変満足に安心して鑑賞できました。というより、お美しい桔梗さまを見ているだけで十分に嬉しかったです。強く凛々しく美しく、これぞ巫女桔梗ですね。

   参加させていただいた桔梗アンソロの、あの話やこの話の元はこれだったのか〜と判って、更に理解が深まりました。
   これは、観るだけで犬v桔梗パワーが充電できる良いアニメですね。今後は重宝します…!

   サブタイトルがまたきれい。運命恋歌「さだめのこいうた」ですよ。犬夜叉v桔梗は運命で恋で歌ですよ!? (もうなんでもかんでも。)
   犬桔スペシャル(話)って何回かあると思ってたんですが(誤解)、これだけだったんですね…? (しょぼん…) TV放映の1、2クールの間に、このスペシャルような素敵な犬桔の回を1度は入れるべきだと思いました!! 1〜13〜26話につき1犬桔SP。(ひかえめ。) 素敵v

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犬夜叉(C)高橋留美子/小学館