(↓色々いいわけしてます。)
一言で言うと、
東風先生に切ない片思いのあかねちゃんと、
そんなあかねちゃんを好きになってしまった乱馬くん。
・・・を描きたかっただけです。
簡単に説明すると、
原作では「かすみお姉ちゃん←東風先生←あかねちゃん」だけだったところに、
あかね断髪までの雰囲気を長引かせて、次第に乱馬もあかねに惚れていき、
「かすみお姉ちゃん←東風先生←あかねちゃん←乱馬くん」
を成立させて、‘片思いのせつなさ’が思う存分あって、その雰囲気の延長で
乱馬とあかねが両想いになっていく‘じれじれ’もあればいいなぁ。
つまり。
私は、こういう『らんま』が見たかったのよ!
・・・というドリー夢です。(勝手すぎ。)
さらにややこしく語ると、
厳密に言うと原作であった関係は、「かすみお姉ちゃん←東風先生←あかねちゃん」だけでした。
乱馬があかねに惚れるのがワンテンポ遅く、
(「ちょっとかわいいな」と思い始めてはいたけど、ほんとに惚れたのは、
断髪後(「ありがとう。嬉しい。」)のことだったので、)
「あかね←乱馬」が発生した時からはもう、「かすみお姉ちゃん←東風先生」と「あかねちゃん←乱馬くん」に分かれてたのです。
原作の中で見られる「あかね→○○」の対象は、東風先生と乱馬以外にはありませんでした。
その後、乱馬がやきもちを妬くのはほとんど「良牙→あかね←乱馬」のパターンで、
「真之介⇔あかね←乱馬」なんてのもありましたが、あかねは良牙を友達以上には見てないし、
真之介の時は、「真之介→あかね」だけだったのに、乱馬が「あかね→真之介」もだと誤解しただけなので、
正当な意味で、「乱馬→あかね→○○」という関係式の中で、乱馬が嫉妬する場面はありませんでした。
いえ別に、なかったからどーだという批判ではないのですが、
なんだか原作ではあかねちゃんばっかりやきもち妬いててかわいそうだったので、
乱馬にもっと妬いてもらおーじゃないか、というので出てきたのが、これ。
…まぁ、そんなのは後付けで、要するに、
長い髪のあかねが東風先生に片思いしている様子が好きで好きで、
原作初期の雰囲気が好きで、ついでに乱馬に嫉妬させてみたくて、
それらが行きついたのがこのドリー夢なのです。