*ペルシャの思い出*

   最終回を見逃したマミの後、リベンジとして ペルシャは第01話の始めから観ました。 動物の毛皮着て、ライオンの背に乗ってアフリカの草原を駆け回る姿、 飛行機に乗っている途中で、ラブリードリームとの遭遇、 ☆型の魔法のカチューシャに、☆がスライドして出てくる魔法のバトン! あの髪型、あのしゃべりかた、そしてぴんくのセーラー服!!!
これらの強烈な印象の数々によって、……こうして早くも、 私は、新しい話にとりこまれてしまったのであります。 全部ではないだろうけど、最終回まで熱心に観ていた記憶があります。

   OPも好きです。とくに最初のは、曲も画も名作です。 魔法のアイテムも、あのカチューシャとバトンのデザインは良すぎます! カチューシャに☆が!スライド!しかもバトン!! (幼稚園児の心をわしづかみ。)  ペルシャの部屋の出窓や、寝巻き着にしている獣服も憧れました。 そして、私のセーラー好きの限りなく原点でしょう。

   中学校の時に衛星アニメ劇場で再放送が始まって、 結構覚えていた話があって、本当に懐かしかったです。 丁度同じ時に『うる星』も放映していて、幸せの1時間でした。 この時は友人に頼んで録画してもらったので、かなり残っています。 録れてない話もちらほらありますが………ぅぅ。

   この再放送を観ていて、改めて小夜さんが好きになりました。 まず名前が好き。勝気で強くて、でも女らしいところもあって、 力とけんかばかりしているけれど、でも実は良い関係で。 この、二人は「良い関係である」と読み取れるぎりぎりのところまで 描写されているのが良いのです。 それが読み取れなかったら、ただのけんか友だち止まりですから。 双子の学と力だけど、片方にはちゃんと「いい人」がいるっていうのが ちょっとツボだったようです。

   ペルシャと学、力との関係もいいんですよねー。 兄妹純粋らぶって感じで。  ペルシャと学は、あの歳ではあそこまで意識してらぶにならずとも…  でもたった3歳という年齢差、しかも子供の頃一度アフリカで会って 将来(今度は日本で会うという)の約束もした相手(力もだけれど)という 設定もあったことを考えると、ペルシャがあと5年もすれば、 それは良い関係になるんじゃないかと。もわもわ。
   てゆうか、なんでペルシャは最後一緒について行かなかったんだろう。 ペルシャも一緒に日本を離れて、最後アフリカでの生活も垣間見せて… てなれば、この作品は、ペルシャが日本で魔法と共に暮らした 1年間の出来事でした… みたいな感じでまとまって、 それはそれで良かったかもしれないのになあ。 でもペルシャが一緒だと、日本にいる小夜さんは気が気じゃないかも(笑)  アフリカにいる間に、ペルシャ学力の三角関係勃発…とか。(あわわ。

   ペルシャが変身した姿って、 「美少女ペルシャ」ってことになってるんだけど、私、どうしても美少女というほどには見えな。 ペルシャの方がキャラデザの印象が強すぎて、それに比べると弱いんですよね…。 小夜さんと比べても弱いと思います。 でも、あまり個性が強すぎると、色々な職に変身して…というのにすんなりなじめないのかも。
   変身した姿が実はラブリードリームの プリンセスフェアリの姿だったっていう設定は良いです。 フェアリと研二さんについても何か語ることあると思うんですが、 なんかそこらへんの話が一部録れてなくて、 最終回への話のつながりもいまいち分からないままなので…。

最終回…
   カチューシャのないペルシャの頭が、なんだか寂しかったです… 改めて見れば、カチューシャ(ワンポイント)がないと、 ペルシャの髪はかなり重たい感じになってしまいますね。 (アニメ絵だと。)
   ヤフオクや海外の貴重画像を集めてたりするのですが、 ビデオジャケットの絵は色んな絵があって、とても好きです。 小夜さんがいるのが嬉しい! (仲良し絵v)  ペルシャ学力の三人の絵なんか、うわぁいいなぁ… と、しみじみ見入ってしまったり。 あの絵柄でデフォルトセーラー服絵も描いて欲しかったなー。 DVDはBOX絵しか見たことないのですが、中の絵はどうなのでしょう。 クリィミーマミだと、ジャケット絵もその内 イラスト集で見れる可能性が高いから、諦めも早いけど、 マミ以外の作品では、ジャケットでしかその絵が見れないわけで… そう考えると、ペルシャのDVD欲しくなってきた……

   原作漫画は、一応全部ぱらぱら見ましたが………  とりあえず、ノーコメントってことで。 (途中でいきなし不動と愛染が消えてません?)  小夜さんの原型、小久夜ちゃんがいたのが嬉しかったです。

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魔法の妖精ペルシャ(C)青沼貴子/集英社・スタジオぴえろ