魔法の妖精ペルシャ

心から望んだ時に、一度だけ奇跡を呼べる

*作品紹介*
速水ペルシャは、アフリカ育ちの天真爛漫な野生少女。 動物学者の剛健と、その孫である学と力に連れられて 日本へ帰国中、飛行機の中でペルシャだけが、 妖精の国ラブリードリームに迷いこみます。 ペルシャは、妖精から魔法のカチューシャを渡され、 人々の愛を集めて、氷に閉ざされた世界を救ってほしいと頼まれました。 魔法で大人に変身したペルシャは、みんなを助けようと大はりきり。 学と力は、ペルシャとは知らず、謎の美少女に心惹かれるのですが、 たびたび現れる彼女に、次第に疑問を抱き始めます。 更に、ラブリードリームの氷結には、 妖精のプリンセスと人間のピアニストとの悲恋が関わっていて…

スタジオぴえろ魔法少女シリーズ第二作にして、唯一の原作つき。 といっても、数人のキャラデザの原案をとっただけなので、 ほとんどオリジナル作品といっていいです。 (どういった経路であの原作が選ばれたんだろう…)
ペルシャの特異な言葉遣いは好き嫌いが分かれるので、 それを受け入れられるか否かが、作品に接する際の最大関門。 魔法を知られると、ペルシャの好きな人、 学と力が女になってしまうという、かなり奇抜な設定。カッパも。

1984/07/06〜1985/05/31。全48話
回転木馬(1987/総集編)
ペルシャがすき!(マーガレット 全9巻/絶版)
(集英社文庫 全6巻)

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魔法の妖精ペルシャ(C)青沼貴子/集英社・スタジオぴえろ