蒼穹のファフナー

―作品紹介―
竜宮島の平和は、大人たちによって作られたものだった。
「あなたは、そこにいますか」
古いラジオから聞こえた問いかけに、答えてしまった子どもたち。
数年後、黄金に輝く「フェストゥム」が島に現れ、
そして島の平和は、終わった。

―感想―
OPEDの歌が、本当に素晴らしい。
(OPはかっこよく、EDはひたすら悲しく。)
本編を期待せずにはいられない内容です。

なのに!肝心の中身が、OPとEDの出来についていけてない

■ネタバレ感想:言いたい放題:基本毒

毒感想は後にまわして、好意的な部分を書いてみましょうかね。いいところ、いいところ……

 … … カノンの新生活とか、兄妹が再会後はよく一緒にいるところとか。 …とか? …あれ?

18話 充実した話だった。
20話 いい話だった。
21話 恥ずかしい話来た(ノノ)と思ってたら、ガーン。
〜23話までは、容赦なかったですねー。うわあーTT

道生のやられ方が、予想以上にむごくて驚いた……。
剣司がぼろぼろになっていくとことか。きっと彼は今後も、この時の傷を負って生きていくんだろうと思うとわくわくします。
ここらへんの話が好きでした。

  ゆきっぺの事を知った上での戦いにしてほしかった。同級生が、青年まで3人しか生き残らなかった設定に驚きました。この世代は、いつからいつまで、どこでファフナーに乗ってたんですか? 少なくとも、島内での実戦経験はなかったでいいのかな。 主人公たちより1学年上とか、高校大学世代とかはいないんですか?? その中でファフナー適格者っていないの??
途中まで、あのパイロットスーツの側面は素肌じゃないと思い込もうとしていました。だって… 恥ずかしいっ。

  キャラデザ面での一番の問題は、親世代と青年世代の顔の描き分けがされていないこと!かなり話を観ていかないと、誰が誰だか判らないし、娘の方が年上に見えてしまうことも。
  個人的なことですが、好みの外見のキャラが1人もいなかったのは、この作品に惚れ込めなかった大きな一因でした。格闘少女は好みなんですが、咲良だからという理由にはならなく。

  ああなってしまったのは残念ですが、今後も全回復にはならなかったという点で(希望)、剣司を悲しませながら(鬼)、共に道場で暮らして行けばいいと思います。親公認ですよ。 衛が最後に思い出したのは、この2人の幸せな未来へ続く(はずの)シーンだったので、彼は本当にこの2人のことが好きだったんだなあと思いました。そして最終回後、お父さんは衛の机の上に、漫画のハッピーエンド最終回の原稿を置いてあげるといいと思いました!そうだ、きっとこの為に、お母さんじゃなくてお父さんが残されたんだ…

  主人公と総士は、もう勝手に2人でいちゃついてろって感じ。この2人に恋する女の子は、かわいそうですね。 妹より一騎を選んで、乙姫を抱きとめることもしてあげないなんて、兄として失格だ!総士。もう二度と触れられないというのに…!ていうか総士どこ逝っちゃったんですか。でもあれは仕方ないよね。いくらいなくなった人たちの痛みと辛さを追体験していると言っても、3人も実戦で失っておいて、指揮してた自分は無事でしたじゃ、物語として済まされないと思うの。もっと、総士の悩み苦しむ本心を見たかったです。最後、兄妹は2人とも別の存在になってしまったままで、交流してるといいと思いました。

  最後まで観てても、ミールの意味とか乙姫の意味とかが判りませんでした。彼女がどうとかの設定も理解できないまま……;; でも、ちゃんと判って、すごい深い考察と素晴らしい感想を書いている方もいて、おののいています。理解できていたら、すごく感動できたっぽいです。自分の理解の足りなさが残念です。
………って、えええ、こういう風になるのー!? 北半球の闘いは、終わってないの?
………えーと; でも今後も、島は島のためだけに動くわけで、外に応援に行ったりはしない。もし島に敵が来ても、ほぼ無敵の紅音さんと甲洋君が守ってくれるので、ファフナーは一応待機はするだろうけど、もう戦うことはなくなるっていう理解でいいのかしら? この2人は、普段どういう状態でいるつもりなんだろう。

  一番の不満→この先始まるあれやこれやの面倒くさい悲劇の大元は、第4話で主人公が半端な正義心で命令無視して余計なことをしたせいなのです!! あの子が死んだのも主人公のせいだし、あの子がああなったのも今度は命令無視しなかった主人公のせいだし!!(この2つの話は超納得いかない。) お前はもっと責められるべきた。 他の突っ込みも多々多々ありますが、(本当にフリーなフリークライミングとか。) とりあえず主人公の姿が見えないとほっとします。 あとヒロインの声を変えt。 予告やサブタイトルでネタバレするのもやめてほしかった。
皆して「○○を守る!!」とか言って率先して死に急ぐのは、悲しいのでやめて下さい……;;;

  設定も色々考えたんだろうけど、穴あきすぎているのが私にも判るのはどうかと。とりあえず、人口2000人はいくらなんでも少なすぎた。

  第一感想は、またもや、EVA!!でした。最後まで観ると、別の話になりましたが。 (他にも色々ラーゼフォンとか入ってるんだと思うけど、観たことないので。ラーゼフォン自体、そもそもですが。)

  OPとEDを聴きながら、本編への期待の高ぶりを得たいが為に鑑賞し続けました…。「期待させておいて…」というけど、その「期待だけさせられてる」状態も悪くない、みたいな。前半はこんな感じでしたが、後半はそれなりに良かったよ。(負け惜しみ)
  何度も言うけど。本当に、作中のOPとEDは良いんだってば!  OPはね、音というより、言わんとしていることの雰囲気がいいのよね。
っていうか、OP!!
パイロットの生存の結末が、最初からすでにOPに法則として描かれていたなんて………!!! うわああTT こんな法則が…!

ED歌詞:二人は平行線… もう交わらない……TT
(もう泣くしかないです。)

   最終回後、ドラマCDで今更になって、総士v真矢に気付きました。なんですか、この不器用で報われない君は…(笑 主役の1人なのに。

―RIGHT OF LEFT―
(放映終了1年後に作られた外伝。
内容は、本編が始まる数ヶ月前の話)

『ファフナー』世界、残酷すぎ……TT

  島には義務教育までの学校しかなくて、年上のパイロット適格者は、この件で全員消失済みTTっていうことでいいのかな。 卒業生は離島で何して働いてるの?? 島出たらいけないんじゃないの? なんでファフナーに乗るだけで、戦わなくても「同化」現象起こるのかわからない。だって同化って、フェストゥムがするものなのに…。 カップルじゃなくて、L計画パイロット同士の人間ドラマを見たかった。
1話での蔵前さんが、まったく記憶にない…。
  本編よりこっちの主人公の方が好みだ。剣司に賭けてくれた先輩が嬉しかった。彼の後、その剣司が生徒会長を継いだ事実にじーんと来る。 むしろ一騎は剣司との方が仲良さそうに見える。嬉しそうだし。意外と剣司の姿が見れたのが良かった。

この作品の涙の半分は、主人公と犬の愛でできている。

―第01話 感想―
RIGHT OF LEFTの後に、第01話を観直してみました。

……………………………蔵前さん………TT TT
orz

『ファフナー』、ひど過ぎる。 いろんな意味で。

『RIGHT OF LEFT』前提の毒感想。

  蔵前さんの扱いが、一番ひどい事がわかった。かわいそすぎる。彼女をちゃんとパイロットとして描いてあげてたら、絶対に一騎より、総士との戦闘相性が良かったって。今までずっと一緒に秘密裏に行動して、あれやこれやを全部理解している、たった1人の仲間なんですよ?クラスメートであり、かつては同じ生徒会役員であり。彼女こそ今の総士に、なくちゃならない人じゃなかったの!? 彼女だったら、一騎と違って余計なことをせずに、総士の意思を汲み取って行動できる、唯一無二のパートナーになってたのに!

思い出してあげて、みんな………TT ひどいよ、総士。

もうそろそろ敵が来ることが判っている状態で、現時点でのパイロットは彼女1人だけ。それに次ぐパイロット素質者である一騎に、なんの訓練もさせてないなんて、考えられない!超不自然です。

少なくとも表面上は無関心だった総士が、久しぶりに帰って来た教室で、「一騎は?」とか声に出して気にするのもありえんし。

ていうかもー。他にも設定上のつっこみがありすぎてありすぎて。
人が搭乗している戦闘機が戦力にならないなんて判ってるはずなのに、無駄死にさせるし。みんなと同じ学校にいた蔵前さんを、なんで一人そんな遠回りさせたのかとか。普通にクラスメートの避難場所の方が、よっぽどアルヴィス寄りだったじゃん。超無駄TT

あ〜…、もう…

もしこの通りに蔵前さんが活躍してたら、もっとこの作品に入り込めてたよ。(本編ヒロインより断然好みなんだもー!←要するに。)

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